縦ログ構法でつくる

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このページでは、私たちが様々な方と協力して進めている縦ログ構法についてご紹介します。
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縦ログ構法とは

●縦ログ構法とは

縦ログ構法は地域材の平角材をボルト等の乾式工法によってパネル化し、建築物を構成する構法です。現在注目されているマッシブホルツ構法、CLT(Cross Laminated Timber)等と同様に中大規模建築物での活用や、復興住宅での活用が期待できる構法です。縦ログ構法はパネルの製作に大規模な設備を必要としない地域の小さな工場でも製作可能な構法であり、角材そのものを再利用できる利点があります。

  1. 木という単一素材が外壁、構造、断熱、内装の4つの役割を果たす
  2. パネル化により、現場での工期を最小限にすることができる
  3. 在来に近いオープンな構法であり、誰でも製作に参加することができる
  4. 木材のテクスチャーが居住者に与える心理的効果がある
  5. 地域の山に放置されているスギ材を大量に使うことができる

などが挙げられ、パネルサイズを調整することで住宅から中規模建築まで幅広く対応可能で今後普及が見込める建築技術です。

 

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戦後日本の山に植えられた多くの杉の木材をそのまま使います。

 

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これはパネルの一例ですが、このように製材した木を合わせてパネル状にします。

 

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縦ログパネルを現場に建てていきます。

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工程

●縦ログ構法ができるまで

縦ログを作っていく工程です。

 

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標準化

●縦ログ構法の標準化

秋田県立大学、日本大学工学部と協力し、平成25年から縦ログ構法の普及のため大臣認定の取得に向けた実験等に取り組くんでいます。
壁倍率と1時間耐火性能の性能評価試験を受け、大臣認定を取得しています。
建築の際の確認申請において、こうした認定や大臣認定を利用することができます。

平成25年度 180×120材による 平成27年度 150角材による

①壁倍率(耐震)の性能評価試験 公益財団法人 日本住宅・木材技術センターにて 各タイプ壁倍率2〜3倍程度
②準耐火性能の性能評価試験 公益財団法人 日本住宅・木材技術センターにて 1時間準耐火性能を取得

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実績

●縦ログ構法のこれまで

縦ログ構法は2011年東日本大震災以降、難波和彦氏をはじめ様々な設計者の方と協力しながら、全国に縦ログ構法の建築物が建てられています。2015年には、縦ログ構法を利用した茨城県に2000m2を超える施設が建設されました。
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できること

●縦ログ構法ができること

①より低コストで縦ログパネルを生産できるようになりました。
②縦ログパネルは確認申請でも使える認定となり、多くの人が縦ログパネルを利用することができます。
④H25年度事業のパネルより、より耐震性能の高い認定をとることができました。
③今回の認定により、都市部の準防火地域でも、木を表しにした住宅・中大規模施設を建設することができます。
④縦ログパネルを使い準耐火構造の建物を作ることができます。

縦ログ大規模木造

準耐火構造の認定により下記のような大規模な建物が建てられるようになります。
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