木造仮設住宅群 書評を書いて頂きました。2/ 17追記

カテゴリー スタジオブログ 応急仮設住宅 雑誌紹介 — @ 2012年2月17日

様々な方にご協力頂いたはりゅうウッドスタジオ制作の「木造仮設住宅群」の本について書評を頂きました。
ありがとうございます。

●日刊サイゾー
閉塞感漂う仮設住宅に革新! ”これから”を見据えた『木造仮設住宅群』

●読売新聞よみうり堂
『木造仮設住宅群』 制作・はりゅうウッドスタジオ 短評

●福島民報 1/18
版元ドットコム

●jiku デザイン誌『AXIS』(株式会社アクシス 情報企画グループ)のオフィシャルサイト 1/20追記
新刊案内

http://www.axisjiku.com/jp/2012/01/20/%E6%96%B0%E5%88%8A%E6%A1%88%E5%86%85-31

●「モダンリビング」2月6日発売
topics P.194「モダンリビング」topics P.194 にはりゅうウッドスタジオスタジオで制作した「木造仮設住宅群」が紹介されました。ありがとうございました。

10+1 南相馬集会所 復活の塔 南相馬市プロジェクト「塔と壁画のある仮設集会所」について

カテゴリー スタジオブログ 応急仮設住宅 東日本震災関係 — @ 2012年2月4日

10+1のウェブサイトに、南相馬市のプロジェクト「塔と壁画のある仮設集会所」について
東北大学の村越さんが記事を書いています。

塔についても先日南相馬市への引き渡しを行ないました。

10+1記事

木造仮設住宅群 出版のお知らせ!

カテゴリー お知らせ 応急仮設住宅 未分類 雑誌紹介 — @ 2012年1月3日

この度、はりゅうウッドスタジオ制作で、ポット出版より「木造仮設住宅群」という本の出版致しました。

●内容紹介
この本は、仮設住宅という建築だけを扱うものではなく、まして作品として見るためのものでもない。暮らしてきた町を失い、暮らしてきた家を失い、家族や知人と離ればなれになった人たちがともに生活することでつくり出した景色、それが木造仮設住宅群である。
この本は、人間と建築を撮り続けてきたカメラマン・藤塚光政による木造仮設住宅群の記録である。

●目次
まえがき 滑田崇志

1章 希望  木造仮設住宅が描き出す日常
2章 福島の杉  豊かな県産材でまかなう
3章 ログで建てる  マシンカットログ工法と工程
4章 木の空間 1次公募ログハウス仮設住宅
5章 進化した木の空間 2次公募ログハウス仮設住宅
6章 まちをつくる 配置計画とコミュニケーション 日本大学浦部智義氏 文
7章 三春町の木造仮設 地元の力を結集 辺見美津男氏 阿部直人氏 三瓶一壽氏 文
8章 板倉の木造仮設 4寸角材と厚板でつくる杉の家 安藤邦廣氏 文
9章 恵向公園ロハス集会所とグループホーム 自然エネルギーを生かす
10章 南相馬集会所  記憶に刻む、壁画と塔 五十嵐太郎氏文
11章 KAMAISHIの箱 建築家として、新構法の提案 難波和彦氏 文
12章 二地域居住と復興住宅 これからのために 滑田崇志

木造仮設住宅分布図

時系列表
撮影記 藤塚光政
あとがき 芳賀沼 整

●前書きなど
まえがき
滑田崇志(なめだ・たかし/はりゅうウッドスタジオ 代表取締役)
3月11日の夕方、僕たちの行動は、仲間の安全を確かめることと、被害の大きそうな地域から順に施主の安否を確認することから始まった。
事務所のある会津地方も、大きな揺れに見舞われた。繋がりにくい電話をかけ続けて、県内の施主の安否の確認をし、電話先の情報から断片的ではあるが県内の被害が分かってきた。しかし、その日、双葉郡大熊町の役所に道路協議に向かっていた所員と、双葉郡富岡町を訪ねている芳賀沼の安否だけが最後まで確認できなかった。夜中になってやっと電話がつながった。と同時に、富岡町にあった僕たちの設計した新築間もない住宅が流されたことも知った。
次の日、飲料水タンクを持ち郡山方面に向かうと、アスファルトの亀裂や段差のためにまともに走れる道はなく、大津波の報道の影で知らされていない「中通り」の状況も理解することができた。
今回の震災復興については、原発による混乱の状況をみても、過去の事例からだけでは答えのでないものであり、どのようなプログラムを建てようにも時間と労力を要するものだと思われた。そこで第一歩として震災以前から
あった繋がりを頼りに、建築の専門家に協力を願い、「木造仮設住宅群」を考えることとなった。「木造仮設住宅群」とは、東日本大震災において初めて生まれた一連の木造の仮設住宅の群像であり、それぞれの木造仮設住宅が、これからの復興にむけての思想をもっている。一日も早く、避難し、仮住まいを続ける人々を出発点へ先導する。それは、建築そのものだけの問題ではない。避難される方の生活形態や就労、住まい方を見つめ分析することで、「木造仮設住宅群」における各人の行動表現は、今後の復興プロセスの芯となる可能性を秘めている。それぞれの分野の指導者の助言を受け止め、長期化が懸念される福島県の復興に向けて、これまでの災害復興の概念の殻を破るためのプログラムづくりの出発点として出版を決定した。

建築を三つに分けて考えてみる。
一. 考える 二. つくる 三.使う
第一に、今回の災害時に対して、これまでの「考える」という建築家の立場が、目の前に起こった災害への対応に対して、距離があることを感じた。建築家として様々な角度から切り口を見つけ提案を行なっても、効果を上げるに至らないことにもどかしさを覚えた。建築行為を様々な点から見直し、今後の復興活動の起爆剤と成り得るかを考えるために、執筆者各位に文章を依頼している。
第二に、どう「つくる」のか。従来の仮設住宅では、コスト削減と作業手順の簡略化に強く比重がおかれていたが、「木造仮設住宅群」は、住民評価という強い支持から仮設住宅の概念を大きく変えようとしている。一方で仮設住宅の建設現場は、30日という限られた工期の中、一つの敷地に一日数百人の人間が働くという非日常がある。「夢も希望もある住まいつくる」といっても、そうした現場を理解せずには、どれだけ優れたアイディアも実現しにくいものとなる。工法における取り組みのなかで特に象徴的なものとして「KAMAISHIの箱」があり、難波和彦氏の指導の下で新たな仮設建築の試みを行なっている。
第三に、「使う」人々の受け止め方を考える。住民の方の復興の出発点として、「木造仮設住宅群」がどのようなものになっていくのか焦点を当て、その可能性について議論を行ないたい。
これらのテーマについて、本書は藤塚光政氏の写真を中心とした「木造仮設住宅群」のドキュメンタリーである。そこにあった建設から入居後までの一つ一つの瞬間を捉えている。「木造仮設住宅群」の「生きられた」空間を、ご協力くださった各執筆者の文章と共にお伝えしたい。
そして災害を共有する住民の方々、復興に携わる方々に、これからの出発点となる本になることを願っている。

●編集者からの一言
災害時に建てられる仮設住宅(正式には応急仮設住宅)は、通常はプレハブ建築協会によるプレハブとなります。しかし、東日本大震災は、そのプレハブだけではまかないきれないほどの甚大な被害をもたらしました。そこで、仮設住宅づくりの公募がかけられて、施工会社や建築家などが協力し合い、短期間にさまざまなタイプの木造仮設住宅が建てられました。本書は、その中のログハウスによる仮設住宅を中心に、いくつかの木造仮設住宅を紹介しています。
写真家の藤塚光政さんは建設の始まりから完成・入居後も現地に足繁く通い、仮設住宅という建築のみならず、人々とそこでの暮らしを写しとっています。藤塚さんの鋭い視線の中ににじみ出る人間味。その写真が本書の要であり、建築を専門としない方々にも、きっと伝わるものだと思います。
そして、建築界の方々に対しては、この木造仮設に関わった建築家たちがどういう思いで、どのようにつくっていったのか、じっくりと読んでいただけたらと思います。ただ仮の住まいをつくるだけではなかったこれら木造仮設住宅群は、普段のまちづくりや木造の家づくりにも通じることが多々あります。本書がこれからの建築を考える一助となることを強く願っています。
[担当編集者・内田みえ(silent-office)]

木造仮設住宅群
3.11からはじまったある建築の記録
はりゅうウッドスタジオ 制作, 藤塚 光政 写真, 日本大学工学部建築学科浦部研究室 制作協力, 阿部 直人 文, 安藤 邦廣 文, 浦辺 智義 文, 三瓶 一壽 文, 滑田 崇志 文, 難波 和彦 文
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-7808-0174-3 C0052
B5判 / 128ページ /並製
[2011年12月刊行]
印刷・製本●シナノ印刷株式会社
ブックデザイン 橋本祐治、岩松亮太(アキタ・デザイン・カン)

●販売について

まだ本屋さんで並べていただいているか確認はできていませんが、アマゾンやセブンイレブンのインターネットショップからは購入することができます。

アマゾン

紀伊国屋書店

スタジオポット

※本ページについてスタジオポット HPより内容を転載させていただいています。

雑誌紹介 コンフォルト12月号にログハウスの仮設住宅が掲載されています。

コンフォルト12月号にログハウスの仮設住宅が掲載されています。

写真は藤塚光政さんの写真で、住んでいる方の風景やログハウスの工法などもよく分かる記事になっています。

他にも安藤邦廣さんの板倉づくりの仮設住宅や、岩手県の住田町の仮設住宅など

今回の震災での木造仮設住宅でポイントとなるものが詳しく特集されていました。

ぜひご覧になって下さい。

コンフォルト no 123 号

福島県応急仮設住宅2次募集 会津若松 躯体工事が進む

カテゴリー スタジオブログ 応急仮設住宅 — @ 2011年9月24日

会津若松の現場では、福島ログハウス共同体の応急仮設住宅の工事が進んでいます。

現在はもう少し現場は進んでいますが、ログ材が組み上がり、屋根がかかった頃の写真です。

左に見える棟は、集会所です。

福島県応急仮設住宅2次募集 会津若松 基礎杭打ち工事

カテゴリー スタジオブログ 応急仮設住宅 — @ 2011年9月2日

会津若松の敷地では、福島県応急仮設住宅2次募集の現場が始まりました。

はりゅうウッドスタジオ+日本大学浦部研究室では、1次にひきつづき福島ログハウス共同体による仮設住宅の基本・実施設計、配置計画などを手伝っています。

難波和彦さんには、これらの設計の監修して頂いています。

現場の方では地縄検査も終わり、丁張を行なったあとの基礎の木杭を打つ工事が始まっています。

これは木杭を割り振ったところです。

そしてこれが杭を打った所です。

木杭により、工期が短縮できると共に、仮設住宅の利用が終わった際にも木杭を抜くだけで比較的簡便にもとの敷地に戻すことができます。

会津若松の敷地では、4団体の木造仮設住宅が合同で200戸できる予定です。

今回は、会津若松という気候を考慮し、積雪対応などを考慮した設計としています。

またこれから1ケ月で建物が出来上がります。

福島県応急仮設住宅 本宮市E公園 共同菜園

カテゴリー スタジオブログ 応急仮設住宅 — @ 2011年8月20日

日本ログハウス協会東北支部が担当した本宮市E公園の敷地については、はりゅうウッドスタジオと日本大学工学部浦部研究室が配置計画を担当しました。

既存の遊歩道を生かした配置計画としており、既存樹木についても極力残す配置としています。

上の写真で四角い花壇は、共同菜園となる場所です。

福島県応急仮設住宅 集会所

カテゴリー スタジオブログ プロジェクト記録 応急仮設住宅 — @ 2011年8月18日

福島県応急仮設住宅において集会施設が完成しました。

伊達東グラウンドの談話室

杉田農村広場の集会所

パッシブデザインコンペ ロハスの家チームで 大賞を受賞しました / 仮設ロハス集会施設


(写真の中央は日本大学の浦部先生です。渡邊君もいます。)

「パッシブデザインコンペ」の最終公開審査会が、昨日7月13日(水)ホテルオークラ東京であり、プレゼンテーション・質疑応答がありました。
「住宅部門(提出148作品)」、「技術・製品部門(提出26作品)」、「住まい手・ライフスタイル部門(提出114作品)」の3部門通して、ロハスの家チーム「ロハスの家」が「大賞」に選ばれました。

ロハスの家チームは

浦部智義(代表:日本大学工学部建築学科) +日本大学工学部建築学科浦部研究室(渡邉洋一ほか)+日本大学工学部機械工学科(橋本純・加藤康司・伊藤耕祐)+住環境設計室(影山千秋)+はりゅうウッドスタジオ(芳賀沼整・滑田崇志)+蔭山工務店(蔭山寿一)

のメンバーで構成されています。

ロハスの家3の基本計画・設計をベースに震災後の木造仮設住宅から木材再利用・復興物語を組み合わせた計画案でした。(ロハスの家3の基本計画・設計案は半復興住宅)。案としても、震災以後の福島でこうした提案を行なった点で評価して頂きました。

プレゼシートは、浦部研究室のみなさんが作成されています。

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また同時に現在進行形で、ロハスチームで、本宮市の仮設住宅におけるロハスの集会施設を計画しています。

その仮設住宅の敷地の中には、集会施設の建設が予定されています。(約100㎡)。その棟の一つを、浦部研究室やはりゅうウッドスタジオもプロジェクトチームの一員である日本大学工学部の「ロハスの家」プロジェクトのノウハウを駆使し、今後、福島県や国内でフォーカスされる再生可能エネルギーを活かした「集会施設」を別紙図面の要領での実装を考えています。

この企画としては、①再生可能エネルギーを用いて被災されている方々の仮設住宅の集落での生活環境を少しでも良いものとすることを基本とし、②東北の復興に際して重要なテーマとなる再生可能エネルギーの利用を原発事故の被災地である福島県から先取り的に発信する、③今後の復興住宅に向けて再生可能エネルギーの活用を視野に入れた場合のモデルとして県内にも広範に周知すること、を主な目的とします。(浦部先生の文章を要約しました)

日経アーキテクチャー2011年7月10日号30〜35ページ [仮設住宅も「脱・画一化」 - 福島県の建築家が“黒子”として支援 掲載誌 ]

カテゴリー スタジオブログ 応急仮設住宅 未分類 雑誌紹介 — @ 2011年7月14日

はりゅうウッドスタジオと日本大学浦部研究室で設計協力をした日本ログハウス協会による仮設住宅の記事が出ています。
記事の主な内容は、福島県で行なわれている、仮設住宅の公募に対して、県内の建設会社に地元の建築家たちが協力する形で、多様な木造仮設住宅が建ち上がりつつある現状をレポートしています。  職能団体である日本建築家協会(JIA)が、“黒子”となって地域の工務店を支援するという日常では見られない共同体制について、数社のレポートで書かれています。

日経アーキテクチャーの紹介記事

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先日完了検査の終わった杉田農村広場の様子です。

写真については、二本松市の杉田農村広場の敷地になります。

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