作品紹介

智恵子邸

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智恵子邸/古民家改修/天栄村智恵子邸

震災以前から始まった本計画は、天栄村湯本地区にある築100年を超え空き家となっていた茅葺の古民家を改修・用途変更して、観光客など外部者との交流や日常的にも気軽に集落の人が集まる場所・舞台への再生を目指し、地域資源を活用したサスティナブルな時代に即した建築計画である。

また、背景や客席となる斜面と庭による「舞台」、間仕切りを取り払いシンプルで広い平面とした約10畳の「土間」、住民の記憶を留める居心地のよい2間の「座敷」からなり、大切な部分は継承しつつも、減築や構造的な工夫、また新たな目的の追加など、建築による積極的な働き掛けも行っている。なお、茅葺屋根の管理を考慮しつつさし茅部分を表わしにするなど、周辺及び集落の景観形成も意識している。

山間の過疎地において古民家を後世に伝え、場所の記憶を継承しながらも、新たな活用の可能性を示す好例として発信できる建築設計と考えている。裏庭は隣接する宿屋さんの土地とつながっており、公共の施設と個人の私有地が一体化されて『地形舞台』を形成し、文化・風土を大事にしながら、施設のつくり方や風景の演出に新たなプログラムを取り入れている。

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建築概要

智恵子邸/古民家改修/天栄村智恵子邸

■建築概要

■住  所:福島県岩瀬郡天栄村湯本字居平6
■用  途:集会施設
■敷地面積:261.74㎡
■建築面積:120.11㎡
■延床面積:120.11㎡
■階  数:地上 1 階

■構  造:木造
■設  計:株式会社はりゅうウッドスタジオ(芳賀沼整、滑田崇志)
日本大学工学部建築学科浦部智義研究室(浦部智義)
■監  理:株式会社はりゅうウッドスタジオ
■建築計画:日本大学工学部建築学科浦部智義研究室

 

 


sekkei

 

  • 1.古民家を改修し、集落の拠点となる集会所としました。
  • 2.できるだけシンプルな空間となるように減築しています。
  • 3.減築し、外部の空間に余裕ができた部分に舞台を設置し、新しい活動の拠点となっています。

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