大屋根の家

山の仲間と音楽好きの大人が集う

仲間が大勢集える大きなリビング、家中の風通しの良く明るい自然光を取り入れること、そして、どこにいても自然を感じ取れるような家を目標とした住宅です。

建物概要
用途:住宅
延床面積:139.70㎡(2階建)
構造:木造在来軸組構法
施工:芳賀沼製作
設計:はりゅうウッドスタジオ
総工費:

冬の外観。南面にとった大開口が重厚な大屋根の印象を軽くしている。

リビング吹き抜け。ピンクと白の市松模様の家具は本棚。吹き抜けの手摺とも兼用したつくり。

リビングダイニング。床にはイエロ−シダーの無垢板、壁には珪藻土、天井にはパイン材を用い、まさに「自然のなかでの山小屋暮らし」を実現。

南会津の雑木林にあるようなイメージで素朴ながら力強い野草の緑が鮮やか。

設計コンセプト
会津若松の市内でありながらも、山小屋風に暮らしたい。それは、世界中の山岳の縦走が趣味の施主の希望であった。
施主は退職後のセカンドライフの始まりとともに、この住宅の計画を始めた。仲間が大勢集える大きなリビング、家中の風通しの良く明るい自然光を取り入れること、そして、どこにいても自然を感じ取れるように。
内装には、無垢板、珪藻土等の自然素材を用い、暖房は薪ストーブというシンプルで潔い大屋根の家が完成した。

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