南会津 川上にいる可能性

朝の時間、地元の製材所の倉庫を訪問しました。
かつて製材した広葉樹の板材の数々。
20年近く大切に保管しているものもあるそうです。

木の寿命のとしては、200年くらいの板材も。

大切に使ってくれる人と南会津をつなぐストーリーをうまく作れないか考え始めたいと思います。
うまくマッチングすれば、よりこの材料が光って来ると思います。

この製材所だけでなく、全国でも、製材所の倉庫に沢山板材が眠っていることがありそうです。
林産業の先人が大切にとっておいた板材です。
倉庫に眠っているこの板材を廃棄物にせず、また生かし、広葉樹をつかった家づくり、建築づくりの動きにつなげていこうと思います。

広葉樹は、直接市場に行ったり、倉庫や店に出向かなければ出会えない、手に入れるのに労力のかかる材料かもしれません。
大量消費ではなくても、出会いたい時に出会える仕組みがあると良いと思いました。

広葉樹自体は、南会津では、国有林の伐採が少なくなってからはあまり出ないかもしれませんが、針葉樹伐採の際に、広葉樹が混ざっていることがありそうでした。そんな広葉樹も、ぜひ用材として生きるように地域の中で考えたいと思います。

 

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