書籍「木造仮設住宅群」

3.11からはじまったある建築の記録

Book[Wooden temporary housing group]
写真 : 藤塚 光政
制作協力 : 日本大学工学部建築学科浦部研究室
文:阿部 直人、安藤 邦廣、五十嵐 太郎、浦辺 智義、三瓶 一壽、滑田 崇志、難波 和彦、芳賀沼 整、藤塚 光政、辺見 美津男
制作:はりゅうウッドスタジオ
編集 : 内田みえ(silent-office)
デザイン:橋本祐治、岩松亮太(アキタ・デザイン・カン)
発行所 : ポット出版

内容紹介
この本は、仮設住宅という建築だけを扱うものではなく、まして作品として見るためのものでもない。暮らしてきた町を失い、暮らしてきた家を失い、家族や知人と離ればなれになった人たちがともに生活することでつくり出した景色、それが木造仮設住宅群である。
この本は、人間と建築を撮り続けてきたカメラマン・藤塚光政による木造仮設住宅群の記録である。

目次
まえがき 滑田崇志

1章 希望  木造仮設住宅が描き出す日常
2
章 福島の杉  豊かな県産材でまかなう
3
章 ログで建てる  マシンカットログ工法と工程
4
章 木の空間 1次公募ログハウス仮設住宅
5
章 進化した木の空間 2次公募ログハウス仮設住宅
6
章 まちをつくる 配置計画とコミュニケーション 日本大学浦部智義氏文
7
章 三春町の木造仮設 地元の力を結集 辺見美津男氏 阿部直人氏 三瓶一壽氏文
8
章 板倉の木造仮設 4寸角材と厚板でつくる杉の家 安藤邦廣氏文
9
章 恵向公園ロハス集会所とグループホーム 自然エネルギーを生かす
10
章 南相馬集会所 記憶に刻む、壁画と塔 五十嵐太郎氏文
11
章 KAMAISHIの箱 建築家として、新構法の提案 難波和彦氏文
12
章 二地域居住と復興住宅 これからのために滑田崇志

木造仮設住宅分布図

時系列表
撮影記 藤塚光政
あとがき 芳賀沼整

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