展示「ジャパン・アーキテクツ3.11以後の建築」

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展示概要
会場:金沢21世紀美術館(石川県金沢市)
期間:2014年11月1日(土) - 2015年5月10日(日)
ゲスト・キュレーター:五十嵐太郎、山崎亮

 

 

縦ログ構法とは震災直後における応急仮設住宅の設計・建設時に発案した構法である。縦ログ構法の第1号として実現した「KAMAISHIの箱」(2011.6~10)からはじまり、「復興住宅モデルの提案・建設」(2012.4~)、「針生の箱」(2012.7~)「縦ログ構法の大臣認定取得へ向けた実験」(2013.8~2014.3)、半公共建築として建設された「ほしっぱの家」(2013.9~2014.6)など、それぞれの分野における指導者と協力し、縦ログ構法のさらなる可能性について模索している。展示会では縦ログ構法の発案からこれまでの検討・模索・提案そして今後の展開について展示された。
ガラスの内側から
私達自身の考えの中には、福島から逃げようという気持ちはない。ただ、内側の世界にだけ造れる根底的な何かがあるのかもしれないと考えている。ここには見えないガラスの壁が立ち塞がり、それらは蓄積された物質の汚染以上に場所や人の心に対して隔たりとなる。外へと向かう理由に埋め尽くされても変わらない逆向した意思がガラスの内側には育っている。ガラスに囲われた21世紀美術館の中庭展示スペースを見て連想した事が、福島県内部で未来の生活を模索する住民や活動をする人々の姿だった。
縦ログ構法の可能性
縦ログ構法は一定の大きさの木材(ログ)を縦に並べてパネル化し、壁をつくる構法である。東北のように木材が豊富にあるところなら工業建材の調達が最小限となるし、また工場でプレカットしてパネル化することで現場では短期間での施工が可能となる。縦ログ構法は震災復興が発案の原点にあり、その側面から見ると次のような利点がある。
①木という単一の材料で供給することができる。(断熱材、構造材、仕上材を兼ねる)
②パネル化により、現場での工期を少なくすることができる。
③在来に近いオープンな構法であり、誰でも製作に参加することができる。
④木材のテクスチャーが居住者に与える心理的効果がある。
⑤地域の山に放置されているスギを大量に使うことができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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