智恵子邸

Category 作品紹介 改築 — @ 2014年5月8日

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智恵子邸/古民家改修/天栄村智恵子邸

震災以前から始まった本計画は、天栄村湯本地区にある築100年を超え空き家となっていた茅葺の古民家を改修・用途変更して、観光客など外部者との交流や日常的にも気軽に集落の人が集まる場所・舞台への再生を目指し、地域資源を活用したサスティナブルな時代に即した建築計画である。

また、背景や客席となる斜面と庭による「舞台」、間仕切りを取り払いシンプルで広い平面とした約10畳の「土間」、住民の記憶を留める居心地のよい2間の「座敷」からなり、大切な部分は継承しつつも、減築や構造的な工夫、また新たな目的の追加など、建築による積極的な働き掛けも行っている。なお、茅葺屋根の管理を考慮しつつさし茅部分を表わしにするなど、周辺及び集落の景観形成も意識している。

山間の過疎地において古民家を後世に伝え、場所の記憶を継承しながらも、新たな活用の可能性を示す好例として発信できる建築設計と考えている。裏庭は隣接する宿屋さんの土地とつながっており、公共の施設と個人の私有地が一体化されて『地形舞台』を形成し、文化・風土を大事にしながら、施設のつくり方や風景の演出に新たなプログラムを取り入れている。

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建築概要

智恵子邸/古民家改修/天栄村智恵子邸

■建築概要

■住  所:福島県岩瀬郡天栄村湯本字居平6
■用  途:集会施設
■敷地面積:261.74㎡
■建築面積:120.11㎡
■延床面積:120.11㎡
■階  数:地上 1 階

■構  造:木造
■設  計:株式会社はりゅうウッドスタジオ(芳賀沼整、滑田崇志)
日本大学工学部建築学科浦部智義研究室(浦部智義)
■監  理:株式会社はりゅうウッドスタジオ
■建築計画:日本大学工学部建築学科浦部智義研究室

 

 


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  • 1.古民家を改修し、集落の拠点となる集会所としました。
  • 2.できるだけシンプルな空間となるように減築しています。
  • 3.減築し、外部の空間に余裕ができた部分に舞台を設置し、新しい活動の拠点となっています。

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縦ログ構造壁実験

Category スタジオブログ — @ 2014年5月2日

耐力試験

現在、福島ログハウス共同体として、復興住宅での利用を考えた縦ログ構造壁実験に取り組んでいます。
縦ログは、無垢の木材だけで、断熱材、内装材、外装材、構造材を兼ねるログハウスと同じような構造です。
縦ログは、これまでのログハウス(横ログ)が現場で一本ずつ積み上げて行く事に対して、事前にパネル化したものを現場で、組み立てる構造です。
ログハウスにおいて角部分のノッチがない、シャープな造りが特徴です。都市部の雰囲気にもあった物です。

同じような木のパネルとして近年注目されているCLTというものがあります。
(Cross Laminated Timber)CLTは材料を接着剤でパネル化した物で大型物件での使用が期待されています。
対して縦ログは、無垢材をボルトで結びパネル化したもので、工法を守れば地域の大工さんも参加することができます。

今回は、3月に(財)日本木材・住宅技術センターにおいて壁倍率(耐震性能)と防火性能に関する試験を受けました。
・耐震性能2タイプについて性能評価試験
→確認申請により誰でも縦ログ構造の建物が建てられるようになります。

・防火性能については、準耐火構造認定の性能評価試験
→大規模木造施設、3階建てのたてものが建てられるようになります。

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