大槌臨学舍 仮設校舎建築 木工事1

岩手県大槌町の大槌臨学舍の
先週の現場の田中君からの写真です。

ログ材の教室塔の上に屋根がかかりました。光のスリットのある大教室です。

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トップライトから光が入ります。

 

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縦ログ構法の開発 木材高度加工研究所での打合せ

はりゅうウッドスタジオでは、今年度秋田県立大学の板垣先生、界工作舍の難波和彦さん、日本大学の浦部先生と協力して、縦ログ工法の開発に参加しています。事業の実施主体は福島ログハウス共同体という所です。縦ログ構法は、ログハウスの横積みログを縦に並べる構法で、工場でパネル化することで短工期となったり、多くの木材を使用することができます。

●KAMAISHIの箱(界工作舎・難波和彦氏 日本大学浦部研究室と共同設計)

杉材の表面を焼いて防水性を高めるようにしました。

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●はりゅうの箱(監修・難波和彦氏 設計はりゅうウッドスタジオ)

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これまでもKAMAISHIの箱、郡山プロジェクト難波棟、はりゅうの箱で実例を重ねてきました。構造や防火の性能について、今年度は性能試験を受ける予定です。

先日は、能代にある秋田県立大学の木材高度加工研究所で打合せを行なってきました。

実験装置等を実際に見させて頂きました。

これは地震力を調べる機械です。

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防火性能を調べる機械もあります。

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これからは、実験のための試験体の作成に入ります。

復活の塔 あいちトリエンナーレに南相馬の住民の方が見に行きました。

Category スタジオブログ スタジオメモ — @ 2013年9月28日

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自治会長の鈴木さんが従兄が詠んだ和歌を指差している写真。
とうとう名古屋までみんなが来てくれた。写真家の藤塚光政さんは南相馬の塔の建築前から通ってもらい、今日また2時間の為に来てくれた。彦坂さんもみんなの前で作品の意味として難しめの話をしてくれた。五十嵐太郎さんはあいちトリエンナーレの芸術監督の立場よりも、南相馬のアート活動の同志として、朝早くからみんなを迎え入れて案内までしてくれた。浦部研究室からは佐久間君が往復のバスも同乗してくれた。(芳賀沼 整)

大槌臨学舍 仮設校舎建築 ログが積み上がりました。2

今日は現場の方は秋晴れのようです。はりゅうウッドスタジオの田中からの写真をお送りします。

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大槌臨学舍 仮設校舎建築 ログが積み上がりました。

大槌町の臨学舍の建物が組み上がってきました。本日午後から小屋構造の建て方を実施しました。

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大槌臨学舍のログ工事が終わった。現地の被災した工務店さんが自立して組合を作り、各業種も地元大槌から出て作られる岩手のログ仮設校舎が建つ。大工さんの高齢化や材料の質等のハンディキャップははね返す勢いだ。
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ログ仮設建築でカタリバ大槌臨学舍の写真。日大工学部から2人応援が来てくれて、スタッフの田中が泊り込みで監理滞在、岩手県内でも様々な建築の流れが見られるが、岩手県産材を使い福島県の加工工場まで運搬する工程を含んでも、その他は全て大槌町の人達で作っている。再利用を前提にしたプログラムはここにも活かされている
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大槌臨学舍 仮設校舎建築 ログ積み始まる

大槌臨学舍仮設校舎建築工事でログ積みが始まりました。
(大槌臨学舎は、NPOカタリバが主催するコラボ・スクールです。2011年12月に設立され、仮設住宅などで暮らし、落ち着いて勉強する場所を失った子どもたちのために大槌町で設立したのが大槌臨学舎です。)これまでは地元の様々な場所を借りて運営していました。
福島県でも500戸近く建てられたログハウス型仮設住宅のノウハウを生かし、仮設校舎建設のお手伝いをすることになりました。

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スタジオコラム 協同して取り組む

Category スタジオブログ スタジオメモ — @ 2013年9月1日

福島住まい・まちづくりネットワーク

今年8月に震災以降に提案していたまちづくりのためのNPO法人の認可が下りた。「特定非営利法人福島・住まいまちづくりネットワーク」という名称で、現在も避難生活を続ける人々に対して、住まい方や住宅供給のサポート事業が目的の主となっている。僕自身だけでなく、事務所としても、チームとしても、2年半を経過した現在、大きな壁を感じているのは実情である。問題はより深くなる部分と、応急として始まった現実で風化したように見えるものとの二つに分かれ始めた。
僕自身、様々な影響から仕事の方向性は大きく変わってきた。震災直後の4月上旬に福島県の木造復興住宅の公募があるということになり、JIA(日本建築家協会)福島地域会の方達と集まった。建築家の入り込む余地のない仮設住宅対して取り組むのかどうか議論され、何らかの形でJIAとしてもサポートするということになった。数年間は被災者の方が仮設住宅に住むことが予想される。仮設住宅が一時の仮住まいではなく、少しでも復興のための拠点となるように、集会所や住戸の配置を提案した。自分たちの小さな事務所だけでは出来ない仕事を協同することで、これまでできなかった仕事に取り組むことができた。
仮設住宅後の住まいについては、それぞれの被災者の方によって事情が異なるために多様である。それぞれのケースにあった十分なサポートが得られることは考えにくいと予想される。原発による混乱の状況を見ても過去の事例からだけでは答えの出ないものであり、どのようなプログラムを建てようにも時間と労力を要すると思われる。そこで県内外の建築専門家の方、地元日本大学工学部浦部研究室を中心に協力を仰ぎ、まちづくりのNPOを設立することになった。
これまでは、時間のかかることかもしれないけど、研究室の学生とともに仮設住宅地に住む方の家族の状況や、住まいについてヒアリング調査を行なってきた。
高台移転において協同する形などの復興の始まりのきっかけを探り始めている。話し合いの余地がなく効率的に決まっている場面も見てきた。数十年後までの住み方が決定してしまう中で、共有の畑の1つの位置についても話し合って決めることのお手伝いをしたい。
そうした仮設住宅後の住まいの形についても自治体の方と協力しながら、ヒアリング等のデーターを元に提案したいと考えている。
また木造仮設住宅の再利用についても近く予想されるためそれらのサポートについても準備についておく必要がある。
最後に、郡山市の希望ヶ丘に木造復興住宅のモデル住宅が完成しつつある。設計はNPOの構成する建築家が担当した4タイプの木造復興住宅となっている。1.限られた土地に協同した戸建てとして住むことのできる形 2.木造においても解体移築が可能な復興住宅、を提案することをテーマとし、この内の一棟をNPOの拠点とすることにした。
大きなことからではなく、住まいやまちづくりの課題について、ひとつひとつできることから取り組みたいと考えている。

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