ログハウス仮設住宅の解体

今週はじめの27日より会津若松一箕町のログハウス仮設住宅の解体がはじまりました。

今回の移設では、住戸本体の移設に合わせて、建設時に積雪などの会津地方の気候に対応するために設置された風除室は大きな軒下空間として活用するなど、地域に合わせた変更なども行われます。そのため、風除室の部材も丁寧に解体を行い、再利用できるものや2次部材として活用できるものなど、解体しながら現在検討を重ねています。


解体の現場では、職人の方々も錯誤しながら解体、部材の整理、搬出等の作業をおこなっていますが、施工時の作業の少しの異差が解体時の作業量や部材の状態に関わってくることも今回の解体で分かってきて、日々、現場の職人同士の話題にもなっています。

また、一箕町の仮設住宅団地はログハウス以外のタイプの仮設住宅も移設の対象になっていて、移設後の敷地の経過やあいた空間の活用法なども今後リポートしていきたいと思います。

ログハウス仮設住宅の移設が始まります。

来週から、いよいよ会津若松からいわき鹿島区への仮設住宅の移設が始まります。
はりゅうウッドスタジオでもログハウス仮設住宅に関わり、移設について検討を行ってきました。

移設にあたり、基礎 木杭→コンクリート等の仕様の変更も行う予定です。
耐久性や木杭で問題となった家屋下への雨水進入防止等にも効果があります。
ログハウスは、ログ材をそのままばらすこともでき、もともと再利用率の高い材料を使っていますが、そのほかの2次部材もどの程度再利用できるのか試しながらの作業です。

将来的に、木造仮設住宅は、復興住宅として払い下げや転用・再利用について福島県の方でも検討しており、今回の移設で様々なデーターや結果についても報告したいと考えています。

敷地は、砕石により閉め固められており、インフラについても大方既に埋設されている状態でした。

書籍紹介 3.11/After 記憶と再生へのプロセス に震災以降の複数の活動が掲載されています

Category スタジオブログ 未分類 東日本震災関係 — @ 2012年8月17日

五十嵐太郎氏監修により出版された書籍「3.11/After 記憶と再生へのプロセス」(LIXIL出版)に、先日芳賀沼がアルメニアで講演を行った「3.11 東日本大震災の直後、建築家はどう対応したか」巡回展に出展した震災以降の活動が掲載されています。

書籍では3.11以降の内容をⅠ.被災と避難、Ⅱ.仮設住宅、Ⅲ.復興ビジョン、Ⅳ.3.11/Afterを考える、に分け、各章では被災地などで行われてきた建築を取り巻く様々な活動の紹介や震災以降の対話、インタビュー、論考などで構成されています。

Ⅱ.仮設住宅に下記プロジェクトが掲載されています。

■二地域居住の観点から考える福島の復興計画

滑田崇志+芳賀沼整(はりゅうウッドスタジオ)、浦部智義+日本大学浦部研究室

■KAMAISHIの箱

難波和彦+界工作舎、はりゅうウッドスタジオ、浦部智義+日本大学浦部研究室

■塔と壁画のある仮設住宅

東北大学五十嵐研究室(吉川彰布+村越怜)、はりゅうウッドスタジオ、彦坂尚嘉、日本大学浦部研究室

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南相馬市牛河内応急仮設住宅地バーベキュー・ワークショップ・クラインガルの移動・看板設置を行いました。

Category スタジオブログ 応急仮設住宅 — @ 2012年8月9日


今日8月5日は南相馬市鹿島区牛河内のログハウス仮設住宅地でバーベキューとワークショップを行いました。

●バーベキュー
バーベキューは、ログハウスを施工した日本ログハウス協会東北支部の一社であるグリーンライフの長谷川社長の提案で、自分たちで施工した仮設住宅地にバーベキューをしながら、実際に居住されている方と交流し、住んでみた上でのご意見やお礼に伺うという企画です。これまでもゴールデンウィークに3ヶ所訪問し、今回は4カ所目でした。

設営等は慣れてきたのですが、まだまだ手がおぼつかなく、住民の方にも手伝って頂きました。

バーベキューの途中に東北大学五十嵐研究室が聞き取りを行っているところです。

日本大学浦部研究室・東北大学五十嵐研究室のメンバーも設営手伝ってくれました。

●クラインガルデンの移動

また今日は、クラインガルデン(共同菜園)の移設を行いました。クラインガルデンは、日大の浦部先生の発案で、仮設住宅地内で農業ができる環境を作るというものでした。でも住民の方が住まわれる前に設置しなければならなかったために、実際に使われない方と、使われる方と出てきました。
今回は使わない場所にある菜園を、使われる方の近くに移動しようという、住民の方との共同作業も行いました。

枠はそのまま移動。軽トラは住民の方にお借りしました。

新たに設置。8人くらいで3つのクラインガルデンをのべ3時間くらいで移動することができました。日大のみんなも生き生きしています。

●復活の塔・集会所の看板設置

住民の方が準備してくださった看板を設置しました。私たちは復活の塔とよんでいますが、住民の方は希望の塔と呼んでいます。

またバーベキューの途中、社会福祉協議会の催しで仮設住宅に夏川りみさんもこられました。

その後、残って頂いた住民の方に、これまでの居住地のことや、これからの住まい方についてヒアリングをおこないました。

スタジオメモ 浪江 in 福島ライブラリー きぼう(株式会社ナスカ八木さん設計) 開所式に参加してきました

Category スタジオブログ スタジオメモ — @ 2012年8月4日

今日は、はりゅうウッドスタジオスタジオの設計した建物ではなく、ナスカの八木佐千子さんが設計した仮設図書館のレポートです。

この施設は株式会社アントレックスさんの寄付による浪江町に寄贈された仮設の図書館です。出来るだけ子供たちに使ってもらえるよう、子供の多い仮設住宅地の近くに建てること、仮設住宅地の住民だけでなく、仮設住宅を受け入れた地域の人も使える図書館とすること、浪江町にも解体し移設することのできる図書館としていることなどの特徴があります。また計画時においても、ナスカの八木さんを中心に、何度も住民の方とのワークショップを行ないました。

はりゅうウッドスタジオでは、日本大学浦部研究室とともにワークショップのお手伝いをしてきました。

ワークショップの中で、印象的だったのは、住民の方の意見で、子供達の学習室に使える静かな部屋が欲しいという意見があったことがありました。その時、敷地や予算の制約がある中、色々な要望をあわせていくと部屋が大きくなります。そんな中、いろいろに使える多目的な図書館がいいという意思形成が出来てきたことでした。(それまでのナスカの八木さんが活動してこられた公共施設での経験などがワークショップの中で下地にあったかもしれません。)

また建物の構造として、450幅の木の板の壁であるウッドALCという材料を使用されています。木造の建物に関しての新しい可能性のある材料です。

まちの駅 南会津ふるさと物産館の撮影を行いました。

先日、2011年5月に竣工致しました「まちの駅 南会津ふるさと物産館」の撮影を行いました。

物産館は南会津町の発注でスタジオが基本・実施設計を担当した物件です。竣工後、写真撮影などはあまり頻繁に行っていなかったため、利用状況などの様子を確認しながらの撮影となりました。

物産館は田出宇賀神社と国道289号バイパスに隣接し、田島祇園祭では七器行列(花嫁行列)の神社へ向かう軸と現代の交通の主要な軸が交わる場所に位置していて、ここは、地場産でとれた野菜や物品などの販売を行ったり、南会津周辺の情報発信や展示などをおこなっている施設です。

撮影は午前・午後に分けて行いましたが、販売ブースは野菜の種類が豊富で、観光客の方だけでなく、日常的に利用する地元の人も多い事に驚かされました。

これから南会津付近の作品などもアップしていけたらと思います。

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