「雪国型広域中山間地医療施設あべクリニック」が第29回福島県建築文化賞特別部門賞を受賞しました。

Category スタジオブログ — @ 2010年12月30日

「雪国型広域中山間地医療施設あべクリニック」が第29回福島県建築文化賞特別部門賞を頂きました。
あべクリニックさんは、南会津町にある、はりゅうウッドスタジオで設計した耳鼻咽喉科のお医者さんです。
1Fが医院部分、2Fが住居部分となっており、雪国における生活の風景を作っている物件です。
福島県建築文化賞の方針であり、今回の特別部門賞は施主である阿部先生、施工者の芳賀沼製作 はりゅうウッドスタジオスタジオの共同受賞でした。

詳しくは、はりゅうウッドスタジオ内のページにおいてもご覧になれます。
雪国型広域中山間地医療施設あべクリニック


2009年8月の交流会のようす

●個別評より(福島建設工業新聞12月22日より)
シンプルな片流れの屋根を持った診療所兼住宅の作品である。
2階住居部分は矩形のボリュームを切り取ったように各所にテラス空間が作られている。
テラスの外壁にあたる部分には防雪ネットが貼られテラス空間を内部空間のように感じさせることで様々なライフスタイルが期待でき、閉鎖しがちな雪国の建築にひとつの可能性を示唆している。
また、自らが製材した地場産材の木材を活用するなど地産地消にも配慮している。
診療部分は患者にとって明快かつプライバシーを配慮した一方通行の動線を取り入れるなど、診察、待合の考え方について施主の要求を受け止めながらよくまとめている。

年末年始営業日のご案内

Category お知らせ — @

年の瀬も押し詰まり、ご多用のことと存じ上げます。
さて、誠に勝手ながら、弊社の年末年始の営業は、下記のとおりとさせていただきます。
皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご容赦願います。
今年一年ご愛顧を賜りまして大変感謝申し上げますと伴に、皆様のご多幸をお祈りいたします 。

年内営業   平成22年12月30日 17:00まで
年始営業   平成22年1月6日   9:00より

お客様で、メンテナンス等の緊急時においては、随時ご連絡ください。
info(アットマーク)haryu.co.jp
090-3122-0602 (芳賀沼整直通)

・休業期間中のメール・FAXでのお問い合わせについて
休業期間中に頂きますメールでのお問い合わせについては、1月5日以降に行ってまいります。お時間を頂くことになりますが、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。

お好み焼きかっちゃん、TVCMに出演します。

Category スタジオブログ — @ 2010年12月17日

12月21日(火)14:55〜福島放送にて放映される青汁のCMに
お好み焼きかっちゃんのご主人かっちゃんが出演なさるとの事です!!

“お好み焼きかっちゃん”は以前スタジオにて店舗の内装設計をさせて頂いたお客様です。
ご都合のよろしい方はぜひTVの電源をon!して見てみてくださいね〜。
かっちゃんのおいしいお好み焼きに、店内の様子、
お店の方々の雰囲気も見る事ができるかも。

照国寺改修工事 福島県南会津町 お寺の改修/クリーニング・畳の敷き込み完了


12月11日 清掃・片付けの最終日。そして畳が搬入されました。
外回りも片付けられ、きれいになりましたが、
どこかさびしいような気持ちがわいてきました。
住職も同じく、さびしさを感じられているご様子。

↓こちら畳搬入前の本堂の様子。
しばらくは見る事ができないこの瞬間でシャッターを一押し。

↓そしてこちらが畳搬入後。
約8ヶ月ぶりに再会する、畳が敷かれた本堂です。
 

本堂の工事は間もなく完了し、雪の季節に突入します。
そして雪解け後に外構工事が再開します。

★おまけ★
照明も新たに計画し直し、新たに設置した場所もいくつかあります。
その一つが位牌壇の照明。
その結果、今まではあまり気にもとめられなかった欄間の彫り物の姿が浮かび上がりました。↓

福島県南会津町 地場産品展示販売施設 実施設計業務/木工事始まりました。

Category スタジオブログ — @

 

地場産品展示販売施設の木工事がいよいよ始まりました。

シートで覆われてしまっていますが、そのシートの中はこんな感じ↓

新たに整備されているバイパス沿いに建設が進んでいます。
祇園祭が行われる、田出宇賀神社のすぐ隣です。
西町屋台格納庫に続き、完成が楽しみです。

土かまくらの家

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土かまくらの家

SDレビュー 2010 入選

福島県南会津郡南会津町

七ヶ岳を望む棚田の休耕田に建つ。
海抜700M。東北屈指の豪雪地。真冬の気温は、マイナス20度を超え、積雪は2m、棚田は一面のパウダースノーに包まれる。
夏の気温は25度前後で、湿度は低いが、朝晩の寒暖差が激しい。

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冬の重圧的な風景のなかで、温かな生活を包みこむかまくら。

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谷型にカーブしたコルゲートの屋根が、緩やかに繋がり、洞窟のような室内空間をつくる。曲面天井により分節された室内は、大きなワンルームとなって、住まい手の生活に寄り添う。

屋根の窪みには、建設残土を入れ、雑草が覆い、締め固められる。
屋根の上の土は、大きな蓄熱体となり、北国の室内環境を穏やかに保つ。

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雪が積もれば、空気を含んだ雪は断熱材として働き、より一層蓄熱層を保護する。冬期の熱負荷を出来るだけ減らし、暖かく暮らす性能を、自然現象により獲得している。

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土かまくらの屋根は開かれた土塊である。

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近年の建築はお互いの影響範囲を狭まれ、建物と風景の相互関係を失いつつある。それらは都市部に限らず、地方や山間部の例を見ても抵抗の跡は少ない。それらは性能とコスト面での効率化を主と考えた一つの答えなのかもしれないが、資材の流通と造る人間と考える人間の意識の中に、流れを変えるべき要素を見つけ出せないように感じられる。

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地域文化やデザインという観点から考えた場合に、土かまくらの家は、地域文化を極力排除したものである。人間が持つ空間認識力と自然が作り出す景色に対等な関係があるのではないかと感じるような装置的な建築である事を目標としている。

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一般的に土着性とは、代々に伝える風習のように、自発的な意識を取り入れず、時間的概念は永く継続され、より集団性のあるものと捉えられている。近年の核家族化と社会生活は、土着性に対する意識を消滅する事に拍車をかけるだけであり、無個性な流れに抵抗する事が、個人の好みやデザインが全てと考える傾向さえみられる。

敷地の選定に関しては、シンプルな小規模な家であっても、風景と建築空間を繋げて、住む人間の意識を、区切られた時間枠の中に風景の中に位置づけるプログラムを形成する事を前提とした。

生活する人に周辺の風景を強く意識させ、その土地に住み着くという(土着)意識としての一つの形を示したいと考えている。

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屋根に掛かる雪荷重、蓄熱体(土+山砂)荷重は、U型形状に成型されたコルゲート鋼板フリュームによるシェルで支持する。

モデル作成

エーユーエム構造設計 濱尾博文

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建築概要

■建築概要

 

□所在地:福島県南会津郡南会津町針生
□建築用途:専用住宅
□施主名:個人
□工事予定期間:2011..04〜2011.06
□主体構造:S造+W造
□建築面積:110.46M2
□延床面積:110.46M2□主要仕上材料
外部 屋根:コルゲート
外壁:ガルバリウム鉄板小波
LOW-E PG+防雪ネット
開口部:木製建具
内部 床:パインフローリング


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  • 1.土のかまくらにより、温熱環境が安定した空間をつくっています。
  • 2.土塊が熱をためるという機能だけではなく、曲線となり、空間を構成するデザインとなっています。
  • 3.夏にはもう一枚の棚田が出現します。

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照国寺改修工事 福島県南会津町 お寺の改修/木製建具が取付けられました。

本堂の木製建具が納められ、内障子の取付けも完了しました。

↓こちらは建具取付の様子。

正面出入口の建具は3人がかりで取付です。ガラスが入っていない状態でも、かなりの重量。

今週末には畳が納められる予定です。
8ヶ月にも及ぶ建築工事も、
間もなく完成という区切りを迎えようとしています。

福島県南会津町 西屋台格納庫 実施設計業務/屋台が納められました!

Category スタジオブログ 西町屋台格納庫記録 — @ 2010年12月7日

12月5日 西町の屋台を組立てて、格納庫に納める、との情報を得て、現地に行ってきました。
好天に恵まれ、作業は8:30スタート。次々と部材が組立てられていきます。
組立て方は今まで人から人へ受け継がれてきたため、組立て手順が書かれた資料等はなく、地域の人たちの記憶と、各部材にふられた記号をもとに組立てられていきます。途中、左右が逆で入れ替えたり、なんてこともありつつ、でも着々と作業は進んでいきました。
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お昼には飾り付けも完成し、いよいよ格納庫に納める瞬間がやってきました。
屋台の大きさと、作業に必要なスペースを十分に検討して格納庫の各部位の寸法は決定したものの、
なぜか無事に納まるかどうかはらはらしつつ、その瞬間を見守りました。

みんなのかけ声とともに屋台は押されて無事格納庫の中へ・・・

びしっと納まりました!!
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屋台を組立てた状態で保存する事には、“組立てる”という行為を伝える点で、不安の声もあるようですが、
そのような事情も含めて、祇園祭の継承に貢献できる施設となっていってくれれば、と思います。
そしてこの格納庫と集会場が、西町の地域の方々、周辺地域の方々、屋台に関わる方々、多くの人に親しまれ、
活用される場所になりますように!
↓完成集合写真。記念の場面なのに残念な事に逆光でした・・・


↑無事に屋台が納まり、皆さんで昼食です。これからも様々なシーンでこの場所が活躍してくれることを願います。
みなさん、お疲れさまでした!!

白竜町の改築

Category 作品紹介 改築 — @ 2010年12月4日

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白竜町の改築

愛知県名古屋市瑞穂区

延床面積:227.44㎡

 

この改築は、老いた母の介護の必要に迫られ、RC3階建ての改築を計画することからスタートした。亡き父が建てた築45年になるRCの住宅は、南側に大開口がある住宅でありながら、断熱性は悪く、階段も勾配が大変急なものであった。
母にとって住みやすい空間に改築をするとともに、母が亡き後においても残された家族が快適に使い続けることのできるような計画とした。それは戦後、父が建てた家族にとって思い出のある住宅であったためである。
土着的な愛着と昔の建物の面影、RC造の建物に刻まれたその時間的スパンとその過去を否定せずに受け入れ、新たな時間を積み重ねて行く。そのための場づくりとしての改築であった。
計画は、RCの躯体の内部に木材のフレームを組み、新しい空間をつくることでRC造でありながらも木造の雰囲気を感じさせる温かな住宅となっている。
また外断熱とすることで、既存のRC造の蓄熱性を生かした快適性を実現している。

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リビングとキッチン
リビングとキッチン

解体中
解体中

RC剥き出しに解体した空間:
既存の階段を緩やかに作り直し、化石のように過去の階段断面が見えるように残した。

和室
和室

リビングとは障子一枚で仕切っている。

3階サンルーム
サンルーム

寝室1
寝室

コンクリート造の建物ながら、構造フレームを壁際に組み、木造真壁構造のような様相をインテリアとして再現した。

寝室2
寝室

コンクリート造の建物ながら、構造フレームを壁際に組み、木造真壁構造のような様相をインテリアとして再現した。

建築概要

名古屋T邸の改築

所在地   愛知県名古屋市
主要用途  住宅
設計期間  2007.10~2007.11
工事期間  2007.11~2008.12
構造    RC造
規模    地上3階建
建築面積  96.28m2
延床面積  227.44m2


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  • 1.RC造の改築で、木を生かした改築としました。。
  • 2.外断熱とすることで、日射遮熱性能をアップしています。
  • 3.躯体を生かした住み方を提案しました。

福島県天栄村湯本地区古民家等空き家活用プロジェクト/第2回ワークショップ

12月2日 天栄村湯本地区にて、住民の方との第2回目のワークショップを行いました。
場所は“EIMY湯本分室”。以前少々ご紹介致しました、EIMY湯本プロジェクトの事務所です。住民の方には“分室”と言えば通じる場所です。そしてまたの名を“えんがわ喫茶”
そんなこともあってか、おばあちゃんのお家に遊びにいったかの様なあたたかい雰囲気に包まれながらのワークショップでした。
スタート時はこんな感じ↓
WS2-1
今回は建物南側にある土地の形状までを入れた模型で計画を説明。
前回までのワークショップでは十分に伝えきれなかった部分をお伝えする事が出来たと思います。
WS2-2
土の人(地元住民の方)と風の人(他から訪れる人)の日常的な利用に対する可能性、
年に数回訪れる、非日常的な利用に対する可能性について
意見を交わし、住民の方のたくさんの声が伝わってきました。
さらには、“後世に残していく建物”として、
地域の中でこの古民家がどうあってほしいか、
という想いもお話頂く事ができ、とても貴重な時間となりました。

土の人に親しまれ、風の人にも親しまれ、
これまでにない古民家改修の形を、この湯本地区で実現できる様、
さらに基本計画を進めていきたいと思います。

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